母のこと  その7

母の体調は、良い時と悪い時の波がある。


良い時は、自分でベッドから立ち上がり、手すりを伝いながら5~6mを移動できる。洗面所で立って洗顔ができる。着替えも時間をかけて自分でできる。食事も私達と同じものを食べられる。食事の後小一時間を椅子に座ってテレビを見ることができる。今まで一度も開いたことの無かった新聞を読もうとする。トイレも自分でできる。その他の時間は寝ている。


悪い時は、朝起きてこない。食欲が無いと言って、朝食と昼食が一緒になる。ベッドから立ち上がれないので、介助がいる。ちょっと動くと「あ~きちい」とベッドに倒れこむ。それでも夕食は私達と一緒にすませる。新聞も読まなければ、テレビも見ない。


一日のトイレの回数を記録してみたら、24時間で16回という日が続いた。割ってみると、1・5時間に1回ということになる。なんとか夜中に熟睡してもらいたいので、デバスという安定剤を午後11時に1錠のませてみたら、朝まで2回起きただけだった。2錠ならもっと寝てくれるかとやってみたけど、その夜は4回起きた。焼酎ならどうだろうと、お湯割をお猪口1杯くらいで試してみたけど、2~5回起きて、熟睡という日はなかった。母は昼間ず~~と寝ているので、夜寝られない日があるらしい。「昨日は一睡もできなかった」と言う。下の世話にはならない!というのは女性としてのたなみだと思う。一日中トイレのことを考えているのは、脳がまだボケていない証拠かもしれない。


母は心筋梗塞なので、利尿剤が処方されている。オシッコがでないと肺に水がたまるそうで、体重の増加に気をつけて下さいと言われている。母の体重は着衣で約35kg。2~3年前は37~8kgだったと思う。


さすがに私も、眠りが分断されるときつい。昼寝はしようと思えばできるけど、なんとなく忙しい。車を運転していて眠くなる時がある。そこで、一晩は別の部屋で寝てみた。一度も目が覚めなかった。母はというと、トイレを使った形跡があった。何回起きたかはわからないけど、自分でできたのだ。


トイレの回数が多いのは、薬のせいでも、可活動膀胱のせいでもなく、体調のせいではないかと思っている。起きない時は、起きる元気もない!ということ。起きる時は起きる元気があると言うこと!熟睡できなくても、体調がいいと、喜ぶべきか??


# by kimiyone-chan | 2018-10-10 10:05 | Comments(0)

底タックの有るバッグ

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底が左のようにタックになっていて、バケツのように安定するバッグ。

縦面は3段になっていて、2段目が好きにして良かったので、8月14日投稿の「まる・まるバッグ」と同じにした。

上下は紬の着物をほどいた物。紬は針が通りにくくて、縫いにくかった。

紬はまだまだあるので、帯も作ってみようかな?



# by kimiyone-chan | 2018-10-05 19:39 | Comments(0)

電動ベッド

電動ベッドをレンタルしている。頭部が動いて上体を起こすことができて、高さも上下できる。厚さ10cmくらいのウレタンマットがついている。そのウレタンマットにシーツをひいて寝るのだが、これは太陽に干せないなあと思って、薄い化学繊維の布団をひいた。粗相をしたとしても、敷布団だけコインランドリーで洗える。


そのせいだかどうだか分からないが、母の仙骨に小さな褥瘡ができた。すぐに受診して塗り薬をもらったので、1週間くらいで治ったのだが、後で、ベッドが硬いとができやすいので、布団はひかない方がいいと聞いた。もし粗相をしても防水してあるので、表面を拭けばいいそうだ。それにウレタンマットは定期的に交換してくれる。


ベッドから起きる時、電動で上体を起こすと、楽に起きられるので、リモコンのボタンにシールを貼って「ここを押すのよ」と言っても、力がないのかすぐにやめてしまい、私を呼ぶ。いつも呼ばれているので、この頃は空耳が聞こえるようになってしまった。(笑)


ベッドから立ち上がる時、高さは床から40cmくらいあった方がいいような気がする。低いと太腿に力が入らなくて、踏ん張って上体を持ち上げられないのだ。ある時「立てない」と言うので見に行くと、ベッドが低くなっていた。自分でリモコンをさわったのだろう。


寝かせる時、腰をマットの半分より枕よりについてもらいたいのだが、ベッドの両脇に転落防止用の柵がついていて、半分より下に腰をついてしまい、足が曲がってしまう。誰かいれば、バスタオルの四隅を持ち上げて、担架のように頭を移動できるのだが、一人だとどうにもできない。


ベッドは重くて一人では動かせない。移動する時は、業者さんを呼んで分解、組み立てをしてもらう。便利だけど、不便だ(笑)




# by kimiyone-chan | 2018-09-30 14:11 | Comments(0)

法令講習

先日の夜、宮水地区の法令講習があった。秋の交通安全週間に先立って警察官から、交通安全についていろいろお話を聞く会だ。とても面倒臭かったが、出席した。


免許更新の講習は、大きな事故の映像を見せられて、怖くなったが、ここではユーチューブに上げられた車載機の映像を見た。交差点での信号無視。脇道からの飛び出し。ちょとした接触事故。後ろからの追突。目の前の自転車や人の横断。駐車場でサイドブレーキのかけ方が甘かった車が動き出したりと、日常的にありそうな、でも注意しておかなければならないような事例ばっかりだった。


スピードを出しすぎないこと。車間距離を保つこと。飲酒運転は絶対にしないこと。この3点は特に注意が必要だ。


この地区は道路補修工事のために片側規制ある場所が多く、その最後尾の車への追突事故が多い。人はスピードを出しすぎていると、前の停止している車も走っていると錯覚して、ぶつかってしまうのだそうだ。だから、最後尾になったら必ずハザードランプを点けましょう。


行くのはとても面倒臭かったけど、行って良かったと思う。忘れていたことを思う出すし、もっと安全に気をくばろうと思った。


# by kimiyone-chan | 2018-09-23 12:44 | Comments(0)

母のこと その6

母と同居して一番困ったことは、夜寝られないということだ。


顔面打撲の時までは、自分でポータブルトイレが使えたので、夜中ゴソゴソと起き上がる気配を感じても、私は布団の中にいられた。ところが今回は自分で立ち上がれないので、そのたびに起きだして、一連の作業をしなければならない。しかも、一晩に3~5回なのだ。ある夜は1時間おきに7回ということがあった。さすがに1時間おきの時は、「お母さん、さっき行ったでしょう!」ときつめに反応してしまった。


昼間でも1時間か2時間おきには「トイレ」と言う。「さっき行ったよ」と言うと、「あら、じゃあ我慢する」と言うが結局30分後にはまたトイレ。でない時もあるようだ。人はいくつになっても排泄も自立していたいと思うものだろう。紙パンツをはいているのだから、その中で済ませてもいいのにと思うが、やっぱり恥ずかしいと思うのだろう。回数が多い分パンツを濡らすことは少ない。


退院から数週間たったので、椅子や便座からは一人で立ち上がれるようになった。夜中も見ていると、一人でベッドに戻っていたので、一晩だけ別の部屋で寝てみた。しかし、翌日はシーツまで濡れていた。たぶんパンツを上まで引き上げられないので、漏れたのだと思う。


それにしても、夜中に起きるのはさすがに、きつい!「ごめんね」と言う母に無愛想に対応してしまう。朝になって、「昨日私はトイレに起きんかったじゃろ?」と言うので、「5回よ!5回!」と素直に言ってしまう。私自身今までは夜起きるということがなかったけど、最近は母のトイレの後で私もトイレを使うようになった。このままでは、夜中に何度も目をさます事が習慣になってしまうのではないかと、心配している。


# by kimiyone-chan | 2018-09-18 19:53 | Comments(0)

母のこと その5

今年になって、3回の入退院を繰り返した母はすっかり足腰が弱くなってしまった。


病院ではベッドに寝たきりで、リハビリもせず、少しでも動くとベッドのセンサーが感知して看護師が飛んで来るので、遠慮してただ寝てばかりいた。トイレもオムツ対応だった。食事は車椅子で食堂に運んでもらい、自分で食べていた。このままでは寝たきり一直線!だと思った。


退院してまず困ったのが、一人でベッドや椅子から立ち上がれないことだった。食事もトイレも、立ち上がって向きを変えて移動するのに介助が必要になった。ベッドは電動でスイッチ一つで上体を起こすことができるのだが、何度教えても自分ではできなかった。スイッチを押す力がないのだろうか、ベッドはビィと音をたててほんの少し動いただけですぐに止まった。


まず、母に横向きになってもらい、首の下に私の腕を入れ、ぐいと持ち上げて上体を起こし、母の両膝の下に私の腕を入れ、回転させるように両足を床に下ろし、私の右足を母の膝の間に入れ、母の両脇を抱えるように上に引き上げて立たせる。それから目的地(トイレと食卓)まで、母の両手を私の両肩にのせ、私は母の肘を固定して、1,2,1,2と声をかけながら移動する。ベッドからトイレまでが5mくらい。食卓までも5mくらい。トイレから食卓までは休まずに行くことはできなかった。


ある時ふと学習机の椅子が目に留まった。椅子にはキャスターがついているので、座らせて動かせば移動が楽ではないだろうか?やってみたら大成功だった。おまけに座面がくるくる回るので、方向転換もスムーズだった。ベッドから立ち上がらせ、トイレまで押して行き(後で後ろ向きに引っ張るほうが良いと分かった)、便座の前に立たせ(後では一人で立っていられるようになった)用をすませ、椅子に座って手を洗い、ベッドに戻る。食事も同じように椅子で食卓まで行き、食堂の椅子に座り変え、食事を済ませ、ベッドに戻る。


そのうち、椅子に座ったまま廊下の手すりを使って自分の腕の力で移動するようになった。上体を起こす力はまだまだ弱かったが、自分で立っていられる時間が少しづつ長くなってきた。洗面も最初は洗面器を膝の上に置いたり、濡れタオルで顔をふいたりしていたが、立ち上がって顔を洗えるようになってきた。


またまたある時、椅子を押して歩けるのではないかと思った。ショッピングカートを押すと歩きやすいからだ。やってみたらこれも大成功!まだ毎回というわけではないが、一人で移動できるようになった。その代わり足が痛いと訴えるようになった。いままで使わなかった筋肉を酷使しているのだから仕方ないと思うが、本人は「何故足が痛いちゃろか?」と不思議がっている。


退院する時言われた「転ばないように気をつけて」を頭に置きながらも、「動かないと動けなくなる」と少しきつめに歩かせている。筋肉は100歳になっても再生するらしい。母は心臓に持病があるので、少し歩くと「きちい!きちい!」と休みたがる。それもしかたないと思いながら、「あと3歩、あと2歩」と激励している。


今日は一人で玄関まで歩いて行って、外に出ようとしていた。危ない、危ない。 また顔面打撲をするではないか!!


# by kimiyone-chan | 2018-09-11 21:03 | Comments(0)

三姉妹の長女であり、三姉妹の母です。


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