人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ねーちゃんのひとり言

nechan.exblog.jp
ブログトップ

台風14号 1

九州は台風銀座と呼ばれ、子供の時から台風には慣れていた。あばら家が風で揺れても、雨漏りがしても、五ヶ瀬川が茶色く濁って増水しても、「怖い」というよりなんかワクワクしていた。(子供だったからだろう(笑))

久しぶりに大きな台風を経験した。17日に奄美大島に上陸する頃から、すでに風雨が強くなり、18日は「まっぽし」台風の進路に中にいた。家の外では風が渦を巻いて、雨粒が右へ左へ拭き殴っていた。電線は激しく上下し、何かが転がる音、樹木がぶつかり合う音などがした。

早めに風呂に水を張り、防災用品と水を玄関に用意しておいた。テレビや町内放送では「自ら命を守る行動をして下さい」と放送していたが、避難所である新役場は町民を何人まで収容できるか分からないし、この辺りは土砂崩れの心配はあるものの、ぐずぐずしていたら、暴風雨の中今外に出る方が危険だと判断して、家にいることにした。(防災グッツは早めに車に積んでおいた方がいいと思う)

昼頃になると5~6分の停電が数回あり、すぐに回復していたが、夕方6時頃に完全な停電になった。窓の外は真っ暗になったが、役場と病院には明かりがあった。信号も消えていた。食卓にろうそくを灯し食事をした。停電という事は断水にもなるのかと思っていたが、エコ給湯のタンクに水があったので、水は出た。台風は明け方に抜けるということとで、7時頃には床についた。トイレも手動で流すことが出来た。

真っ暗で、いろんな音がする中、土砂崩れの心配もありながら、一睡もできないかと思っていたのに、5~6時間は寝ていたと思う(笑) 19日の朝雨戸を開けると晴れていた。まだ停電中だった。

# by kimiyone-chan | 2022-09-21 21:47 | Comments(0)

孫達が帰って2週間

孫達が千葉のマンションに帰って2週間がたった。

二、三日は孫達の声や残像が頭に残っていたが、三日もすると急に静かになった。この夏休みは、計画通りにはいかなかったが、あれもすれば良かった。あそこへ連れていきたかったと少し後悔が残った。一週間では短いね。彼らのいた形跡がいくつか残っている。使わない目覚まし時計のベルが突然鳴り出した。車のリアシートのヘッドが高く上がっていた。寝室の電灯の紐のつなぎ目のリングが伸びきっていた。

我が家では「アシタカグモ」を飼っている?。蜘蛛の巣を張らない蜘蛛で、ゴキブリを捕獲する益虫だと聞いているので、そのままにしてあるのだが、孫達が怖がるといけないので、「この蜘蛛は、ばあばのペットだから大事にしてね」と話しておいた。するとじっと観察して騒がなかったが、逆に「ペットならお世話しているの?」と聞かれた。お世話なにもしていない。春先に小さな蜘蛛が表れて、だんだん大きくなり、冬は見かけない。大小何匹かいるみたいだし、七本足の蜘蛛はこの頃見かけない。家の中で見かけるゴキブリ、蚊、ハエ、あり、ムカデは、ハエたたきや殺虫剤で殺すのに、この蜘蛛は本当にペットなのかもしれない。
孫達が帰って2週間_e0173655_21551208.jpg

三人の孫達がほとんど同時に「ママ、ママ、ママ」と娘に話しかけてくるのに、娘はそれぞれに対応している。自分の時はどうだったのだろう?「うるさい!」と叱ったかもしれない。姉と兄が元気に言い合っているのを、妹が冷静に見つめている気がした。(笑)ショウイチは野球部で、高校野球をじいじと見ていたし、アキとミサキは裁縫に興味を示していた。将来が楽しみだ!ミサキは字を覚えててで、パパへのお手紙を紙に書いて、ママが写メしていた。

すっかり、裁縫と読書と時々散歩の日々!に戻った。パッチワーク部の作品も二つ目を製作中だし、原田マハの「楽園のカンヴアス」を読んだ。

# by kimiyone-chan | 2022-08-26 21:56 | Comments(0)

孫と過ごした1週間 2

● 五日目  この日は私の4回目のコロナワクチン接種の日だった。過去の3回同様何の副反応もなかったが一日安静にすることとし、見忘れていたテレビ番組をティバーで見て過ごした。一方孫達は午前中はおだまり茶屋で川遊び。午後は平底公園で遊んで、夜は花火をした。

●六日目 次女のミサキが発熱した。アキとショウイチは元気だったので、ミサキとママは家にいて、ジジババと二人で高千穂方面へ遊びに行った。高千穂トロッコ電車は満員だった。運転手さんのおしゃべりも磨きがかかって楽しかったが、孫達はあまり面白そうではなかった。(笑)国見が丘にも登った。以前はなかった木製の大きなブランコが三基取り付けてあった。ランチは夫一押しの山都町のうまやで「ヤマメの天ぷらそばを食べた。ママとミサキがいないせいかショウイチとアキはあまり楽しそうではなかった。夜はショウイチの好きなうなぎにした。この日のために国産を買って冷凍してあったが、アキとミサキはタレだけでご飯を食べた(笑)ミサキの熱が下がったので、花火を盛大にした。

●七日目 今日は最終日だ。私の実家の周りを探索に行った。実家、温泉駅、小学校、中学校、保育園、崎の原の畑。その途中にいくつもの”コケアート”がある。孫達にはトトロやキメツのキャラクターは分かるのに、アトムは知らないというのが面白かった。その後夫が延岡駅まで見送って、4人は特急で宮崎空港へ行き、帰途についた。

孫と過ごした1週間 2_e0173655_23163386.jpg
千葉での簡易検査キッドでミサキは陰性だった。

# by kimiyone-chan | 2022-08-18 10:34 | Comments(0)

孫と過ごした1週間 1

日本中コロナ感染が拡大し、宮崎県に”医療非常宣言”が発令されている中、長女が三人の孫(長男8歳、長女6歳、次女4歳)をつれて帰省した。

●一日目 夫が車で宮崎空港へ迎えに行った。その車中はとても賑やかだったそうだ。夜は甘口のカレーにしたら、「少し辛くても大丈夫だよ」とおしゃまなことを言う。夜になって6歳のアキが発熱した。すわコロナか!と心配したが、耳が痛いと言う。娘は「中耳炎だと思う」と様子をみることにした。

●二日目 この日は集落の道路清掃の日だったので、午後から夫手製の竹樋で流しそうめんをした。孫達は大喜びで上手に箸でそうめんをすくって食べていた。そうめんでお腹いっぱいになったので、メインのBBQの半分はそのまま夜ご飯になった。アキは少し元気になっていた。夜は花火をした。
孫と過ごした1週間 1_e0173655_11203052.jpg

●三日目 昨日の昼過ぎに夕立がきて、少し涼しくなったが相変わらず暑い!夫と8歳ショウイチで日之影川の様子を見に行った。川の水が増えているそうだ。アキの熱も下がったので、全員で古園の墓参りに行った。その後孫達は水着に着替えて、ベランダと網戸と窓の掃除をした。シャワーの水をかけながら楽しそうだった。本当は他の窓も床も拭いてもらおうともくろんでいたのだが、できなかった。(笑) 夜は夫が「アジ寿司」とジャガイモの味噌汁を作った。アジ寿司は干物の鯵を焼いて身をほぐしたものを寿司飯に混ぜたもので、夫の得意料理で孫達にも好評だった。ジャガイモは家庭菜園で収穫したもの。夜は花火をした。

●四日目 車で1時間の北浦へ海水浴に行った。北浦は海に川が流れ込んでいるところがあり、その川をせき止めてプールにしてあるので安心して孫達を遊ばせることが出来る。この日のために三角テントを買っていたので、日よけと着替えが楽に出来た(笑) 午前中水遊びをして、ランチは蠣小屋へ行って蠣や檜扇貝等の炭火焼を食べた。





# by kimiyone-chan | 2022-08-14 09:47 | Comments(0)

宮崎県立美術館へ行く

次女と二人で宮崎県立美術館へ「ホキ美術館 名品展ー写実 永遠の存在感」を鑑賞に行きました。

ホキ美術館とは、千葉市にある写実絵画専門の美術館で、500点以上の絵画を所有し、今回はその中から64点の作品が展覧されています。

まず素朴な驚きは「これが絵なの~~写真じゃないの~~」というものでした。人物の肌の色、衣服の手触り、水の動き、光と影の質感。語彙力の乏しい者としては、「すご~い!本当に絵筆で描いたの?写真みた~い」としか言えませんでした。

案内のパンフレットによると、写実絵画とは
「物がそこに在る(存在する)ということを描くことを通して、しっかり確かめようとすること。物が存在するということのすべてを、二次元の世界に描き切ろうという無謀ともみえる絵画制作のあり方。物がそこに在るという事を、見える通りに、触れる通りに、聞こえる通りに、匂う通りに、味のするとおりに、描き切ろうとする試み」だそうです。

またまた素朴な疑問ですが、モデルさんはどのくらいの時間じっとしているのでしょうか?休憩した後元通りのポーズがとれるのでしょうか?光と影は時間によって移ろうのに、その瞬間をどうやって描きとめるのでしょうか?描いていてこの色が少し違うなと思ったらどうするのでしょうか?等と思いながら、ただただ「凄いな~~」と感心していました。一枚一枚が膨大な時間と、イマジネイションと体力によって作り出されるものだと思いました。

同館では、「たのしむ美術館」と「チョークアート展」「瑛九展」なども無料で併設されていて、実に楽しい一日でした。もっと美術について、絵画について、素養があれば、もっと楽しめたのにとも思いました。
宮崎県立美術館へ行く_e0173655_19343580.jpg

モデルになってみました(笑)




# by kimiyone-chan | 2022-07-28 17:23 | Comments(0)

三姉妹の長女であり、三姉妹の母です。


by kimiyone-chan