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語りへの招待

11月24日 午後6時より 延岡総合文化センターで催された 
「語りへの招待 浅田次郎の世界」という朗読会に出かけた。

浅田次郎の小説を、三人の女性が語った。
まず、川辺小都子さんのよる「お腹召しませ」幕末、武士の又兵衛は義理の息子の公金横領の罪により、留守居役から腹を切っておわびをするよう勧告される。妻や娘も「お腹召しませ」とせっつく。又兵衛が最後に下した決断とは・・・・という内容だった。読み手の川辺小都子さんは、切腹の話だからだろうか、意表をつく黒い喪服にオレンジ色の帯といういでたちだった。座布団に座っているので、裾の模様がみえないのかなと、話に引き込まれながらも、気になってしまった。

次は薗田潤子さんの「めぐりあい」若い頃医学生と交際していた盲目の女性時枝。今は雪深い温泉郷でマッサージ師をしている。ある日の深夜、彼女を呼び出した泊り客は医者だった・・・。盲目ゆえに結婚を親に反対され、分かれる件。客のかすかな匂いに職業を知る件。薗田潤子さんの素読(本を暗記して手に持たないこと)にすっかり引き込まれてしまった。薗田潤子さんはフリーアナウンサーで、MRTラジオでいつもお声を聞いている。その夜はグレーの紬の着物で髪をきりりと結い上げ、数人の登場人物の声色を使い分け、素晴らしかった。

最後は鎌田弥恵さんの「月島慕情」吉原「亀清楼」の御職太夫・生駒にとって、夢のような身請け話が持ち上がった。しかし、真実を知った女が心に決めた本物の幸せとは・・・・・黒いドレス姿で、楽譜台に広げた本を読む鎌田さんの背後に、黄金色に輝く満月が浮かびあがり、昭和の初期の頃の月島のあたりはこんな雰囲気だったのだろうかと、うっとりした。鎌田弥恵さんは「君の名は」のナレーションを担当した方で、各地で朗読の指導をされている。川辺小都子さんも薗田潤子さんもその生徒さんだ。

手渡されたパンフレットに「朗読」と「語り」の違いについて書かれていたが、「朗読」は作品の意図に則して正しい発音・発声で正確にわかりやすく読むことで、「語り」は表現の手段としては朗読と同じだが、その上に語り手の個性を生かした解釈、表現を聞き手に伝えることであり、作品の印象は語り手により、違ってくる。というようなことが書かれていた。まさにその夜は、照明や音楽などの演出により、「語り」の世界だった。
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by kimiyone-chan | 2013-11-28 20:45 | Comments(0)

ベイビーブーツ

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34年前、生まれてくる子供のために編み物をした。ベビードレスとボンネットとブーツ。ドレスと帽子はあったが、靴が片方しかなかった。(真ん中)自分で編んだとは信じられないくらい上手にできていたが、片方しかなかったので、新たに編むことにした。


本も買ってきて編んでみたのだが、上手くいかなかった。今まで編み物をする時は、糸の太さを並太だとか極太だとかで選んで、編み針の太さも5.号だとか7号だとかで決めていたのに、この本はあるメーカーの物だったので、商品名しか書いてない。他のメーカーの毛糸を使う時は、糸の太さがわからない。たぶん極細だろうとはじめたが、(左側)底を編んで、つま先から甲の部分を減らし目して、丸みをつける編み方がいまひとつわからなかった。

極細の毛糸も品切れになったので、並太に5号針で、オリジナルを編んでみた。(右側)底を小判型にして、二段立ち上げ、つま先を長編みで適当に減らしながら、くるぶしまで編み進み、真ん中あたりに三つ編みの紐をつけた。右と左で微妙に形が違うし、なんだか丸っこくって、大きいような気がするが、オリジナルだからいいとしよう。

鍵編みのベストは出来そうな気がするが、おくるみにするモチーフ編みの繋ぎ方がよくわからない。今年の冬は八街で、孫のために編み物に精をだそうかなと思いつつ、飛行機の手荷物検査で、編み針は通過できるのだろうかと、気にかかる。爪切りのハサミさえ機内に持ち込めなかったという話を聞いたことがある。機内や待合室で編み物をする図はなかなかいいものだと思うのだが、宅急便に入れて送った方がいいだろう。
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by kimiyone-chan | 2013-11-25 22:03 | Comments(0)

家を建替えることになりました

姑と暮らすため日之影に帰ってはや3年。夫と私の終の棲家をどこにするかは、常に私達の検案だった。ここは二人の生まれ故郷であり、親戚や友人もいてこの地で生活することはやぶさかではない。しかし、千葉県八街市には持ち家があり、県内には三人の娘達と孫が暮らしている。義妹も川南に広い家を購入し、姑と暮らしたいと言っている。私は、持ち家のリホームをして、千葉県で生涯を終えるのだろうと漠然と考えていた。

ところが、姑から「90歳になったら、一緒に日之影の家に住むという約束はどうなったのか?」という手紙が来た。そんな約束はした覚えがないが、夫はその手紙を見て涙し、「今帰らないと、俺は一生後悔する」と言った。私の母と妹は同じ町内に住んでいて、妹の健康状態はあまり芳しくなかった。いろいろ考えても仕方ないので、思い切って転居することにした。八街の近所の人達は「また帰ってくるのでしょう」と言ってくれたが、「お義母さんが何年生きているか、1年か10年か??」と言って笑った。何年かお義母さんと暮らし、その後で千葉に帰ってもいいかな。とも考えていた。すでにお義母さんの家財道具でいっぱいの家に私達の荷物は入らないし、いずれ帰ってくるかもしれないので、身の回りの品と6瓶の梅酒を持って、私達の同居が始まった。ところが、夫は福岡支店に転勤のあつかいとなり、月の半分はお義母さんと二人の暮らしになった。

お義母さんは膝が痛くて歩行が困難なのと、耳が遠い他は、薬はのんでいるがいたって健康だ。ただ、お風呂が地下にあり、日に何回か階段を上り下りしなくてはならないので、辛そうだった。しかし頭もしっかりしていて、身の回りの着替えからトイレ、お風呂も自分でできる。私は食事の用意などの家事をしていれば良かった。自由な時間があったので、午前中は家にいて、午後は実家で2~3時間をすごし、手芸や読み聞かせボランティアどの活動をして、地域になじんでいった。

「かあちゃんのために、風呂と寝室が同じ階にある家を建てたい!」と夫は思っていた。しかし、家は一箇所手をつけると、あちこち気になって直したくなるので、リフォームするなら全部だろうということになった。私は「後20年くらいたった時、子供達に同じ選択をさせなきゃならないとよ。私達の面倒をみるために子供の人生をかえなきゃならない迷惑をかけるとよ」と夫に言ったが、夫はなにも答えなかった。夫は日之影の生活にすっかり馴染んでいた。畑の仕事に精を出し、祭りの役員を引き受け、楽しそうだ。もう千葉に帰る気はなさそうだった。

今年の9月の末、バタ!っと大きな音がしたので行ってみると、姑がベッドと箪笥の隙間に落ちていた。夫とベッドを動かして、抱え上げようとすると痛がるので、夫が姑の背後にまわり、優しく腕をさすりながら、「かあちゃん、大丈夫ばい。大丈夫ばい」と声をかけていた。その日は床に布団をひいて寝かせ様子をみることにした。数日後、今度はトイレでバタ!っと音がした。手を握ってみると熱もあるようだった。木曜日のお昼で、病院は昼休みに入ったところだったが、病院に電話して連れて行った。レントゲンやCTの検査の結果は特に異常はないということだったが、高齢であることから一日入院しましょうということになった。その時医師から、「動いて倒れることが一番危険なので、付き添いをして下さい」と言われた。病室の長いすに寝るという体験を初めてした。あんなに気丈で元気だった姑が、すっかり弱って小さく見え、このまま寝込んでしまうのではないかと思ってしまった。翌日も微熱があり退院不可。翌々日から三日間の連休となり、退院は翌週の木曜日になった。

夫は今度のことで、すっかり家を建替えることに気持ちが動いてしまった。寝たきりになったらお風呂がどこにあろうと関係ないと思うのだが。私も建替えに同意した。

退院した姑は、驚異の回復力をみせ、みごとに復活した。ケアマネージャーさんからは「今は良くなったように見えますが、急変することがありますから、転ばないように、充分気を付けて下さい」と言われている。しかし、私は、お義母さんは東京オリンピックまで生きているに違いない!と密かに思っている。7年後 姑は103歳!ありえない話ではない。
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by kimiyone-chan | 2013-11-18 09:22 | Comments(3)

しんちゃんクッション

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パッチワーク教室で、クッションを作ることになった。

二色の布を籠目のように組み合わせるデザインで、手持ちの布を探していたら、義弟のしんちゃんの長襦袢を縫った生地が出てきた。赤っぽい布と青っぽい布に金色の模様が入っていて、とてもゴージャス!組み合わせるもう一色はクリスマス模様の赤と緑。つなぎはベージュにして仕立ててみると、ぱっと華やいでなかなかいい!

これを しんちゃんクッション と命名した。
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by kimiyone-chan | 2013-11-10 19:48 | Comments(2)

ミシン

10年くらい使っているミシンの調子が悪くなってきた。糸調子が悪くなっているし、下糸がうまく上糸にからみついてこない。夫にみてもらった後、延岡の「みしん市場」に持って行った。

ボビンの受け皿に穴が開いているそうだ。原因は厚物を縫う時、送りが弱くて、無理やり縫おうとして、針がささってしまうからだそうだ。スカートの裾の重なった部分とか、たしかに縫いにくくて、いったん押さえを上げて布をひっぱり針目を動かしたりしていた。修理しただけでは同じことがおこるだろうし、厚物を縫えるミシンに買い替えようかなと思った。

店長と四方山話をしていると、「パッチワークをしているならこれがいいですよ」と薦められたのは、ジューキのミシンだった。送りがボックス送りになっていて、ジーンズを三重八重に折って縫ってみせた。ボタンホールもボタンの大きさに合わせて自動で縫い上げる。ボタンホールって、微妙に大きさがそろわなくて苦手だったので、嬉しくなった。カタログの定価をみると、な、な、なんと25万円!

いろいろな機能がついていて、コンピューター制御になっている。そんなの使いこなせないなと思っていると、「お孫さんの名前はなんと言うのですか」と聞かれ、答えると、ボタンを押して名前がダダダと縫いだされた。これには一発でノックアウト!されてしまった。孫の通園グッズに名前の刺繍ができるではないか!これで買うことにしてしまった!

価格はセール中でもあり、下取りもあって、実際には3割引きだった。ここにまんまと敵の術中にはまってしまった、馬鹿なオババがいるが、縫い物は私の唯一の趣味だし、老後の楽しみとして20年くらいは楽しめるだろう!

さて、夫にいくらで買ったと言おうか?
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by kimiyone-chan | 2013-11-03 19:34 | Comments(4)

トマトと卵のスープ

今年は畑のトマトがよく生った。例年だと実が割れたり、落花するのに、今年は50個(たぶん)位生ったと思う。そのトマトも秋風と共に収穫が終わった。
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生で食べるのに飽きてくると、「トマトと卵のスープ」を作る。玉ねぎを二分の一個薄くスライスして、オリーブ油で軽く炒め、くし切にした中位のトマト1個を炒め、水500ccくらいを入れ、加熱する。コンソメ1個と塩コショウで味を調え、溶き卵1個をふんわりと混ぜ入れ、青みにパセリかねぎの小口切を浮かべる。パン食の時など、あっさりして美味しい。

作りすぎた時は、ご飯を入れって、リゾットにする。和風おじやとも違って、これも美味しい。
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by kimiyone-chan | 2013-11-01 19:53 | Comments(0)

三姉妹の長女であり、三姉妹の母です。


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