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ねーちゃんのひとり言

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延岡花物語

千葉に住んでいた頃は、この時期よく花見に出かけていた。2月の梅の頃は殊に好きで、水戸の偕楽園ほど大きくなくても、あちこちの梅林を訪ねて楽しんでいた。こちらに帰ってきたら身近に梅林がなく、探していたら新聞で「延岡花祭り」http://nobeokahanamonogatari.net/のことを知った。

梅林があるのは、松山の「本東寺」というお寺さんで、境内には50本の白梅と5本の紅梅があり、特に樹齢220年といわれる巨木「彗日梅(えにちばい)」は地域に親しまれているということだった。本来なら1ヶ月以上次々に開花する花が、今年は先日の陽気で一斉に花開いていた。水仙も見頃で、境内はいい香りに包まれていた。

お寺のすぐ横に松尾城址があり、そこにも登ってみた。ガイドさんの話によると、この松尾城は、井上城、西階城に次ぐ、土持氏最後の居城で、そこの石垣が城山(縣城)の石垣に使われているのではないかと、いうことだった。話の中に大友宗麟や、豊臣秀吉や、徳川家康がでてきて、面白かった。松山は高校生の時、行縢おろしに逆らいながら、必死に自転車をこいでいた場所なのに、そんな歴史とロマンがあったとは知らなかった。

城山のやぶ椿を、ゆっくり愛でながら歩いたのも始めてだった。「千人殺しの石垣」の名前の意味は、石垣の1個をはずすと石垣が全部崩れ落ち、千人殺す殺傷能力があるということらしい。内藤記念館を訪れたのは友人の結婚式以来だと思う。ここの天下一(てんがいち)の能面にも豊臣秀吉との係りがあり、興味深かった。戦国時代にA地点からB地点にどうやって移動したのか、不思議でならない。

五ヶ瀬川河川敷の菜の花は、いつも車から見るばかりなので、いずれゆっくり歩きながら見てみたいものだ。桜の頃も素敵だと思う。
by kimiyone-chan | 2014-02-17 21:55 | Comments(0)

三姉妹の長女であり、三姉妹の母です。


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