山がきれい!
銀杏等の黄色、楓等の赤、柿の実の橙、樫等の茶色、芒の穂の白、竹の若い緑、植林された杉の規則正しい濃い緑。・・・杉といえば、宮崎県は建築用杉材の生産が三年連続日本一だそうだ。ところが、木材価格の暴落で、40年かけて育てた杉の木の値段が、生産者に渡るときには、1本200円から300円にしかならないのだそうだ。
その風土で育った木を使って家を建てるということは、理にかなっていると思うのに、目先の価格や見た目に惑わされていた。これも「地産地消」というのだろう。「治山治水」山を保全することは、水を守ることであり、国を豊かにすることであると、思う。林業をはじめ第一次産業の後継者不足が心配されているが、なんとかいい方法はないものだろうか。きれいな山々を眺めながら、物思いに耽っている。