さかさことば
読んだのは、小野恭靖作 高部晴市絵 「さかさことばのえほん」だった。
左から読んでも、右から読んでも同じになる言葉で、子供達も興味津々だった。
まさかさかさま(まさか逆さま)
うたうたう(歌うたう)
くるまはまるく(車は丸く)
よるねこねるよ(夜猫寝るよ)
だんすがすんだ(ダンスがすんだ) 等々
「皆も考えてみて」と言ったら、トマトとか新聞紙とかがすぐに出てきた。少し長めの言葉もでてきたのだが、メモしなかったので忘れてしまった。残念!誰かが「はは」と言ったら、誰かが「ちち」と言った。真剣に考えていた女の子が「みみ」と言って嬉しそうな顔をした。「じゃあ、じじとばばもあるね」と言ったら皆が笑った。
三十一文字の回文として有名なものに
「長き夜の、十の眠りの、皆目覚め、波乗り船の、音の良きかな」
というものがあります。
日本語は面白い!