鳴門市ドイツ館
まず、バスに乗って「霊山寺(りょうぜんじ)」へ。ここは四国八十八箇所霊場巡りの一番札所です。白装束に身を包んだ若い男性のお遍路さんもいました。そこから、約1kmをテクテク歩いて「ドイツ館」へ。ここは第一次世界大戦の時俘虜になったドイツ人と坂東の人々の3年間の交流の様子を後世に伝えるために建てられた資料館です。当時の松江所長の考えで、ドイツ人俘虜を人道的にあつかい、地元の人々と交流し、牧畜、製菓、建築、音楽、スポーツ等の指導を受けました。なかでも、ベートーベンの交響曲第9番を、日本で初めて全曲演奏したことは有名だそうです。
その時の様子が「バルトの楽園(がくえん)」という映画になっていて、そのセットが「バルトの庭」という観光名所になっています。
ドイツ館に貸し出しの電動自転車があったので、近くにある「大麻比古神社」と二番札所「極楽寺」と「バルトの庭」を散策して、最後に自転車を返してから、ドイツビールとフランクフルトのお昼をいただきました。ビールは ドムケルシュ という名前で、あっさりしていてクリーミーで美味しかったです。フランクフルトのライ麦パンは、ボソボソしていて、好みではありませんでした。
◎俘虜と捕虜の違い・・・・・??
俘虜=戦争中に捕らえられた民間人
捕虜=戦争中に捕らえられた軍人