2022年 12月 23日
新 蕎 麦 2
脱穀した実の中には、雑草の細かくなった葉っぱや、成熟していない実や、実の周りの黒い粒粒が混じっている。多少の泥も付いているので、一部をバケツに入れて、水を入れかき回してみた。すると成熟した蕎麦の実は下に沈み、葉っぱや未成熟の実が浮かび上がる。そこで、浮かんだ部分を捨てて、沈んだ種を乾かすことにしたのだが、浮かんだ部分にも使える実があるような気がして、再度同じことをした(もったいないので)(笑)すると三分の一くらいは沈んだ。水を通すことで、泥もとれて奇麗な種が出来たと思う。
実をよく乾かしたら、今度は”とうみ”という塵取りを大きくしたような道具に入れて、ザッザッとゆする。すると実は下の方に下がり、黒い粒粒などが上の方に上がってくる。それらのカスを手で払ったり、フ~と息を吹きかけたりして取り除く。これを風選別といって機械などもあるのだが、私達には自分の体力をつかうしかない。小型の扇風機も試してみたげど、やっぱりフ~が一番効率が良かった。(頭がくらくらしたけど)
乾燥できた種を、高千穂の製粉所に製粉してもらった。15kgの種が11kgの粉になった。それらを袋に詰めて、娘がデザインしたラベルを添えた。早速そばがきにして、柚子胡椒で食べた。美味しかった。ホットケーキミックスと混ぜて、薄く焼いて蕎麦クレープにしてもいいと思う。
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by kimiyone-chan
| 2022-12-23 17:03
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