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ねーちゃんのひとり言

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新 蕎 麦 2

脱穀した実の中には、雑草の細かくなった葉っぱや、成熟していない実や、実の周りの黒い粒粒が混じっている。多少の泥も付いているので、一部をバケツに入れて、水を入れかき回してみた。すると成熟した蕎麦の実は下に沈み、葉っぱや未成熟の実が浮かび上がる。そこで、浮かんだ部分を捨てて、沈んだ種を乾かすことにしたのだが、浮かんだ部分にも使える実があるような気がして、再度同じことをした(もったいないので)(笑)すると三分の一くらいは沈んだ。水を通すことで、泥もとれて奇麗な種が出来たと思う。

実をよく乾かしたら、今度は”とうみ”という塵取りを大きくしたような道具に入れて、ザッザッとゆする。すると実は下の方に下がり、黒い粒粒などが上の方に上がってくる。それらのカスを手で払ったり、フ~と息を吹きかけたりして取り除く。これを風選別といって機械などもあるのだが、私達には自分の体力をつかうしかない。小型の扇風機も試してみたげど、やっぱりフ~が一番効率が良かった。(頭がくらくらしたけど)

乾燥できた種を、高千穂の製粉所に製粉してもらった。15kgの種が11kgの粉になった。それらを袋に詰めて、娘がデザインしたラベルを添えた。早速そばがきにして、柚子胡椒で食べた。美味しかった。ホットケーキミックスと混ぜて、薄く焼いて蕎麦クレープにしてもいいと思う。
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# by kimiyone-chan | 2022-12-23 17:03 | Comments(3)

新 蕎 麦 1

今年は娘と二人で蕎麦の収穫をすることになった。

11月の中頃、雑草と一緒に大きく育ったり、横倒しになった蕎麦を呆然と見ていると、近所の人が通りかかって、「穂先だけ刈り取ればいいんじゃない」とアドバイスしてくれた。たぶん、太古の昔古代人達は、石の斧で蕎麦の穂先を刈り取っていたのではないかと想像しながら、三角の実を笊にいれた。

しかし、はかがいかない。去年までは茎ごと刈り取って、束ねて、干して、棒で叩いて脱穀していた。娘と二人で途方にくれていたら、別の近所の人が「シルバーさんに頼んだ方がいい」と助言してくれた。そのシルバーさんは、刈り払い機を持参して刈ってくれた。それを娘と二人で束ねて、土手に干して、追熟させた。

蕎麦畑は家から2kmくらい離れている。夫の軽トラで近くまで行って、10日ほど干した束を抱えて軽トラまで運ぶ。畑の脇は軽トラの巾くらいの道と同じくらいの巾の駐車場があるのだが、何度も切り返さなければ方向転換できないので、私にはできない。したがって、抱えて運ぶしかないのだ(笑)

家に持ってかえった蕎麦を、今度は脱穀しなければならない。棒で叩くのは効率が悪いような気がする。娘がYouTubeでいろいろ調べてくれたけど、私達には人力による手作業しかないので、リビングにブルーシートを敷いて、ひたすら穂先の黒い実を爪を使ってむしり取った。約2週間かかったと思う。友達にも脱穀を手伝ってもらった。
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# by kimiyone-chan | 2022-12-22 16:53 | Comments(2)

柚子の棘

柚子の木に棘があることを知っているだろうか?柑橘系の植物には棘があることは知っていたが、柚子の棘は最強だ!長さが4~5cmあり、太くて硬くて先が尖っている。
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柚子の実をを収穫しようと手を伸ばすと、まず手の甲に刺さってくる。素手では危ないので軍手をするが、軍手の繊維など苦も無く刺さってくる。皮の手袋が必要だ。服の袖にも刺さってくる。頭にも刺さる。大げさではなくヘルメットがいるかもしれない。(笑)

実に手が届かないので、回りの枝を切り落とすと、うっかりその枝を踏んで、棘が足の裏に刺さる。ゴム底の靴なんか平気で貫通してしまう。

そんな危険な痛い思いをしながら、大小250個の柚子を収穫した。無農薬だし、葉や棘で実がこすれているので、見栄えは悪いが、ほとんどを友人知人におすそ分けした。

残りで自家用の柚子酢とマーマレードを作った。皮のきれいなところはピーラーで削って冷凍にしておく。吸い物の香付になる。実は半分に切って、ざるの上でギュッと絞る。果汁に生酢を1割くらい加えて、日常使いは瓶に入れて置く。残りは冷凍。絞った実から種と筋を取り除いて細かく刻み、一回茹でこぼして、砂糖でゆっくり煮詰めるとマーマレードになる。友人は種以外は筋も袋も果汁も全部使うと言っていた。その方がペクチンが多くて、とろ~としたジャムになるそうだ。

種は洗わずに日にほして、ホワイトリカーに漬けると化粧水になる。でも、お日様にあたるとしみになるので注意だそうだ。夜なら問題ない。ハンドクリームにもなるそうだ。

# by kimiyone-chan | 2022-12-16 18:02 | Comments(0)

干し柿作り

今期は夫が不在の為、各種農作業を娘と二人でやらなければならなくなった。

先ずは「干し柿作り」親戚の柿畑は道路下の斜面にあり、普通は夫の軽トラで坂道を下り、方向転換をして登ってくるのだが、私にはできない!そこで、柿畑の入り口まで軽トラで行って、坂道を徒歩で下り、渋柿をちぎって袋に入れて両手で提て、登ってくることにした。

幸い斜面の上の方がちぎり残してあったので、娘と二人足を踏ん張って、剪定鋏で渋柿をちぎった。一本の枝に数個の柿がなっているので、一個ちぎると枝がたわんで上の方へ跳ね上がり、又高いところの枝に手を伸ばさなければならなくなる。だいたい30分ぐらいで、二人で150個くらいの柿をちぎった。

紐で吊るせるように枝をTの字に切って、ヘタをむしって、皮をピーラーで剥く。紐は輪っかの大きさが調節できる結び方で、去年まではできなかったが今年はなんとか出来た。一本の紐に二個の柿を吊るし、熱湯で10秒位表面の消毒をした。

干して2週間。だいぶ柔らかくなった。硬く乾いた干し柿より柔らかな干し柿の方が美味しい。食べてみると甘くなっていたが、後口に少し渋みが残る。あと1週間ほどするともっと美味しくなっていることだろう。(笑)
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# by kimiyone-chan | 2022-11-26 08:54 | Comments(2)

古希同窓会 その後

14名の同窓生のうち8名が集まって話し合いをした。(話し合いという名の飲み会)

新しいことに挑戦するより、慣れたことに安定を求めるのか、リモートはしない!ということになった。やっぱり顔を見て、膝附合わせて、語り合う方が楽しいということだ。(コロナ禍なのに)70歳でリモート同窓会なんて、カッコイイ!と思うんだけど(笑)私自身そのやり方を知らないので、すんなり受け入れた(笑)

同級生で一番後に誕生日の来るFさんが3月26日生まれなので、2023年3月26日から31日までの間に、日之影で、来られる人だけ集まればいいが~ということになった。

ところが、3月はまだ働いている人もいるので、5月の連休の頃がいいのではないかと、グループラインに提案があった。70歳=古希ということにこだわらず、同窓会という位置づけでもいいのではないかというらしい。ラインに返信した人は3人だったが、反対意見ではなかったので、時期は来年5月というざっくりしたことだけが決まった!

コロナもまだまだ収束していない。どのような同窓会にするか、これからもボチボチ準備を進めていかなければならない。

# by kimiyone-chan | 2022-11-19 08:48 | Comments(0)

三姉妹の長女であり、三姉妹の母です。


by kimiyone-chan